鉄弦＋マグネティック・ピックアップという、まったく新しいタイプの琵琶です。腹板（響板）にはレースウッドとメイプルを曲面構成にし、通常琵琶をさらに強調した形となっています。音には強烈なパンチがあり、ロックバンドでの演奏などに最適化したものです。 ネック＝杉＋ヒノキ、ペグボックス＝ヒノキ、柱（フレット）＝ホウ、ペグ＝ウォルナット、ブリッジ＝ケヤキ。 最上部ナットからボディ端まで７５５ｍｍ，最大幅１８０ｍｍ、深さ２００ｍｍ、弦長５９８ｍｍ。

ソリッドボディに三連ピエゾ・ピックアップを内蔵し、絃は絹絃で、生音に近いサウンドを求めました。ボディは合板を厚めのサクラ（表）と吉野杉（裏９でサンドイッチしています。ネックとペグボックスとブリッジはケヤキ、柱はホウ、ペグは黒檀、ナットに相当する部分は牛骨。

ボウルバック琵琶 通常の琵琶は背を木材彫り出しで作られていますが、これはウードと同様に寄木で背を構成してみた物です。 サワリも付けてあり、音色は琵琶らしいですが、薩摩琵琶のように腹板を大きな撥で打ち付ける奏法ではなく、ウード用のピックで弾きます。 また、ピックアップが付属しますので、ボディに装着し、エレアコ琵琶としても演奏できます。 ボウルは桑、表板とネック、ブリッジ、ペグボックスはケヤキ、柱はホオ、ペグは黒檀芯にケヤキ巻き。ナット部とブリッジ先端、半月は貝。天然シェラック塗装。 ボディ長さ　760mm ボディ最大幅　245mm ネック幅27~35mm ボウル深さ　118mm